山梨100名山の1つ、その名も富士見山(標高1640m)
その名のとおり富士山の眺望を期待して、夜間登山にて日の出ダイヤモンド富士撮りに行って来ました。
身延町から寺沢川沿いの道を登ると登山口があります。
↓平須の集落からの富士見山
平須登山口
三脚やら、ブローニーカメラやらで荷物が重いし、案内版には2時間半とありますが夜間登山なので余裕をもって午前3時20分頃から登り始めます。(日の出時間7時03分ころ)
当然、恐怖の真っ暗闇です。
ヘッドライトは125メルーンのジェントス社のヘッドウォーズ。
これは100m+くらい先を照らす事が出来ます。
あと、足もと用にこれまた明るいハイマウント社の185メルーンのランタントーチをぶら下げます。
(普通のヘッドライトは30〜50メルーンくらいです)
この2つの強力ライトで山道を進みます。
倒木をまたいで
登山道の標識は整備されていて、道標が500mおきにあります。これが現れば道は間違いないという安心感があります。
ゆっくりとですが、ひたすら暗闇を登ります。
ダイヤモンド撮りの物好きも、今日は自分だけみたいです。
↓最大の難所、クサリ場。道が途切れています。
前情報で鎖場がある事は分っていましたので(大事)、鎖をつかみ登山道が途切れた場所を渡ろうとふみだすと・・・
いきなり足がズボッと潜り、堆積していた砂利や落ち葉と共に蟻地獄のごとく下に流されました(汗)
落とし穴かー!
鎖につかまっているので大丈夫でしたが、暗闇で下が見えないし予想以上に潜ったのであせりました。
6時だ!山頂まで1キロの看板が。時間も余裕があるように感じたが・・・
ここからが嫌な角度の長い登りでしんどい! ほんとに残りあと1キロ弱か?疑問が
木の間から富士山が見えてきた。
空にも明るくなってきている。ちょっとあせる。
間に合わないとヤバイ。「何のためにここまできたか」心の声がする
富士山の見えてるここで撮影準備をしようかとも悩むが・・・がんばって登る!登る!登る!
だんだん明るくなってくる。いったい何処が展望台なのか?
さっきの富士山の場所がやっぱり良かったか?
と思っていたら突然到着! 6時50数分 ギリギリセーフ
富士見山・展望台 標高1640m
富士山が見えています。富士見山で富士山が見えなかったらシャレにならないしね。
間に合って良かった!
あと7〜8分しかない。カメラセッテイング!
今日はブローニーフィルム CONTAX645 とデジタルは NikonD3X の最強コンビ(重い)
反対側の南アルプスはモルゲンレーテで赤く染まっているが、とりあえずスルー。
2011年2月6日 ダイヤモンド富士 日の出
山梨県 富士見山・富士見山展望台 標高1640m
富士山までの距離 33.8キロ GPS計測
オッ!光ったか?
来ター!!
富士山の手前の山々が毛無山などの天子山塊。
麓に流れる富士川からの水蒸気が下をくもらせている様です。
富士見山に登ったかいがあった、すばらしい自然からの贈り物に感謝、感動です。
他には誰もおらず1人じめのダイヤモンド富士でした。(貴重)
DF後落ち着いたので展望台の反対側を見ると赤石岳など南アルプスの山々。
そして、ここは正式な山頂ではないので富士見山山頂を目指します。
ふたたび下り、又登りです。
そーいえば、1番目の富士見山の写真を見ると、頂上付近が凸凹しててどれが山頂か分らない山だった。
下がって又登る。
ここまでは無かった残雪が登場。斜面が凍結してます。
途中、北岳(日本第2位の高峰)が林間から見えた。
ピークを2つほど超えると三角点のある、山梨100名山 富士見山山頂 標高1640m 到着。
回りは木で囲まれて視界が悪いです。
展望台と標高も変わらないので、あちらの方が頂上感あります。
とりあえず、もってきたカップヌードルを食べます。
IWATANI ジュニアバーナー
思った以上に強力火力。地方でもボンベが手に入りやすくいざという時に安心。
今回雪道で試したかったのが
モンベル チェーンスパイク (アイゼン)
チェーンとアイゼンの歯が着いており、登山靴に履くようにかぶせるだけで装着完了。
今回の道の様に雪道とそうでない所が混在している山道に便利。雪の無い所でも歩きやすいので、いちいち付けたり外したりがいりません。
今回、凍結路が最後の方で少しだけだったのであまり試せませんでしたが、下りのグリップはかなり良かったです。
そして、いつも富士山までの距離や高度を測定しているGPS
エンペックス ポケナビ GARMIN社製 です。
登山して来た道を逆に(帰り道を)ナビしてくれるので夜間登山の安心グッズ!でもあります。
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下山を開始します。
夜間登山中にロープがはってあり、気を付けての看板があった場所は、ガレ場の横の道でした。
かなり大きなガレ場で、この写真を撮っている時も落石を見ました。
後方が山頂方向で、ガレ場を迂回して登っていく感じです。
行きの難所、クサリ場
鎖場の下も、覗いてみました。過去には丸太橋がかかっていたのでしょうか?残骸が見えます。
上がれなくも無い感じですが沢がずーと落ちています。
帰りは少し楽しみながら渡りました。(笑)
往復、8時間半ほどの山行程でした。
富士見山は道標もしっかりした山でしたので、明るい帰りは安全に下山できました。
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帰路の富士見山林道は、途中にダイヤモンド富士が見れる場所が何カ所かあります。
その一つ富士観橋の上で
毛無山がでかすぎて富士山は9合目以上くらいしか見えていません。
近くの温泉 かじかの湯
泉質がとても良かったです。
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本栖道を通り本栖湖の展望台へ
元旦に登った竜ケ岳も見えます。(向かって中央右)
山中湖に行き日没を見れば追っかけダイヤFになるので,このまま山中湖長池へGO
雲が出ていて不発の予感。
位置修正せず、アングル重視?で、湖畔の風景を入れて撮影。
こちらはおまけダイヤ
2011年2月6日 ダイヤモンド富士 日没 不発?雲
山梨県 山中湖
富士山までの距離14.6キロ 標高983m地点 GPS計測
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2月はDF撮影したい所が沢山あるので,時間と天気しだいで・・・又。
いやー、どこでも行くのですね。凄いですね。
返信削除私も、行った気、見た気になれます。ありがとうございます。
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返信削除コメント下さった方、申し訳ありませんでした。