丹沢湖から移動途中の三国峠付近から、本日に登る登山道までが良く見えています。
昨日の一合目〜五合目からの続き登山をしに、富士北麓駐車場に車を止めて、スバルラインをバスで河口湖口五合目を目指します。
今回のテーマは、
①満月(月齢16)と太陽の光の関係を、およそ水平方向に見られる富士山から見てみたい。
②お鉢巡りはいつもは剣ケ峰(3776m)なので、第2高峰の白山岳(3756m)に登れるなら登ってみたい。
③御来光観賞もだし、
④わざわざ一合目からも登るという盛りだくさんなのです。
ブログ全体のテーマがダイヤモンド富士なので、
⑤頂上ダイヤモンド富士観賞もです。
今まで河口湖口は混むので避けてきました。
あえてお盆休みの混みそうな日を経験・・・
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2011年8月15日 20時
スバルライン河口湖口(吉田口)五合目 標高2305m
御来光観賞しに月夜の登山道を行きます。
昨日の一合目から登山の折り返し終点ポイントに到着です。
泉ヶ滝 標高2270m
※ここから昨日の続き登山です。
六合目 標高2391m
やや霞む月
連なる山室の明かりと月
七合目 標高2700m
花小屋
日の出館、トモエ館を通過
このあたりから溶岩の岩肌を登る道が連続する。
杭とクサリをうまく利用して登る!登る!
鳥居館の鳥居が見える
下からの登山者と夜景
そろそろ3000m越えだ。
八合目 標高3100m
太子館
そして、いよいよ白雲荘(3200m)に到着。
山頂に月が沈もうとしています。
このまま、山頂と月が重なれば(定義上)パール富士です。
月が山頂に沈んでいきます。
2011年8月16日
(山頂と月が重なったので)
パール富士 月の入
富士山 吉田口登山道 九合目手前付近
富士山までの距離 0キロ
空が明るくなってきました。
もうすぐ御来光!
九合目 標高3600m
御来光タイム
下には山中湖も見えています
日の丸だー(構図も)
バンザーイx3
満月は太陽の光を正面から受けているという、今まであたりまえだと思ってたものだけど、こうして時差無く見ると面白いね。
こうした180度対面した太陽と満月の関係を見れるのも富士山(高山)だからですね。
富士山頂に登頂
頂上に着くと、又、月が見えました。
月は剣ケ峰と白山岳の間にあります。
むりやりアングルで岩と重ねるとパール富士再び。
(望遠で無理に重ねているので手前の岩がボケています)
反対向きには、雲海の上の太陽がギラリ
お鉢巡りを始めます。
こちら側は風が強いです。
浅間大社奥宮で金剛杖に杖印をいただきます。
最高峰の剣ケ峰を目指します。
急坂・馬の背を登ります。
剣ケ峰の記念写真渋滞(でも、そんなに並んでいませんでした)
5回目の富士山剣ケ峰3776m登頂です。
剣ケ峰からのパノラマ 噴火口(大内院)
日本最高標高地点の溶岩の赤い印
今年は何だかお賽銭がある?
一昨年は立ち入り禁止の看板、去年は何も無し、今年はお賽銭です。
剣ケ峰を後にします。お鉢巡り後半へ
大沢崩れを上から見下ろします。OH!!クズレテルー!えぐれてますね。
下から見るとこんな感じ(写真は竜ケ岳から)
白山岳、剣ケ峰、大沢崩れ
過去のお鉢巡りでの疑問点がありました。
噴火口を1周しているのに、今まで白山岳に登った事が無い!?
そー言えば登山道はあるのか?疑問でした。
よく見ると登山道がありそうだという事が分ったのですが、気持ちヘロヘロ気味で今から一登り出来るか・・・?
やっぱり道があります。
赤線がいつものお鉢コース
黄色線が白山岳登山ルート
入りにくい雰囲気ではありますが、立ち入り禁止ではなさそうです。
横からも道が伸びています。
先陣の方もおりましたし、幸運にも高山病の症状も無いので、チャンスかとも思い白山岳に登ります。
第2位高峰 白山岳頂上 標高3756.4m 登頂です。
北側(外側)をみると雲海。
内側の剣ケ峰、大院内方向。
白山岳三角点もありました。
少し人工的な剣ケ峰や各登山ルート終点よりも、本来の自然な富士山頂上気分が味わえます。
東京から見える富士山は、白山岳が大きく見えます。
(写真は高尾山から)
お鉢巡り、1周してきました。
久須志神社前、吉田口登山道終点に到着
今回はD3X山仕様(ラバープロテクターを装着)
これで斜めがけで、カメラを外に出して登って来ました。
レンズはマニュアルフォーカスのAi20mm
ザックはノースフェイス・テラフォト50
金剛杖は今回で引退か!?
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下山します。
下山道は、ほとんどこんな感じ。風景の変化もありません。
固い砂利の下り坂(急だしグリップが最悪)が永遠に続きます。
登山より下山が辛いです。
まだまだ続く、これを3時間くらい歩きます。
埃もあります。
落石シェルターが見えて来た。もう少しか!
下山も、一昨日の一合目からの吉田ルートとつなげるために経ヶ岳経由で下山しました。
スバルライン五合目に到着しました。
思ったほど混雑はしていませんでした。
あらためて五合目にあったルート地図を見ると、今回、黄色線登山道の吉田口ルートのすべての道をくまなく走破していました。
無事下山
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「一合目からの 富士登山 吉田口 」へ
↓富士登山 別ルートブログ
一合目から登り、白山岳にも登ってしまうとは
返信削除他のサイトでも見かけません。これはとても参考になりました。
よ~し、自分も・・・
のぞむさんへ
返信削除コメントありがとうございます。
今までは剣ケ峰で満足していましたが、白山岳はお鉢巡りをしているのに登ってないぞ!と気付きまして出来れば登りたいと考えていました。
通常の登山道の途中に目立たない分かれ道がありました。
ロープが張ってありましたが、その横から入れます。
別に立ち入り禁止では無い様ですが、フリーにしてあまり大勢に登られても困るという感じでした。(崩れそうなどの安全面だと思います)
実際は登山道があるのを見つけて、疲労があったので「どーしようか?」とメゲそうでしたが(笑)
セメントで固めてあるだろう剣ケ峰と違い、本物の素の富士山頂がありました。